「私の知り合いに、こんなお嬢さんがいるんですけど・・・」
友達、娘、姉、妹、姪っ子、等々相談を受けるパターンは様々あります。
相談者は『当人』ではなく、有難い事にお世話を焼いて下さる周りの方々です。
先の質問の答えはもちろん「ご本人に合わせて頂けますか?」です。
残念ながら、それで当人にお会いできる事は、中々ありません。
お会いできたとしても、仕事や趣味に夢中で恋愛や結婚などの優先順位は下の方ですと言われます。
周りが思うほど、当人は切羽詰まっているわけではない事が大半です。
事実、こちらが羨ましくなるほどバリバリ稼いで、仕事も趣味も充実した日々を送られている方もいらっしゃいます。
但し、そうではない方もやはりいらっしゃいます。
今、このブログを読んでくださっているあなたは、そのお一人ではないですか?
私が最初に面談させて頂く際に実施するのが『恋愛偏差値診断』というものです。
恋愛を成就させる、長続きさせる為に必要とされる6つの力があります。
それらを数値化して、今現在その力をどれ程身につけてあるかを診断します。
その中でも恋愛の入口で特に必要とされる力を『認識力』と呼んでいます。
内容は、そのものずばり「私はこの人が好きなんだ」と「認識する」事です。
「そんなの当たり前に出来るでしょ!!」と思われる方は多いと思われますが、この様な方々って結構多いんです。
つまり『認識力』が低い人たちです。
その原因は様々ありますが、大半の方々が過去の大きな失恋に紐づいています。
「またあの時と同じ様に傷つきたくない」という『自己防衛本能』が働いてしまうのです。
その結果、異性とは言え、芸能人やアニメーションの主人公への『憧れ』という形にすり替えられていったりします。(皆が皆とは言いませんが)
また、当時の恋人と目の前の人を比較してしまい、恋愛に踏み切れないということもあるでしょう。
更には、「ガツガツしているようでカッコ悪い」と思う人もいるかもしれません。
これは、他の人から「あの人、ガツガツしていてカッコ悪い」と思われるかもしれないことが恥ずかしいという、やはり『自己防衛本能』と言えるのではないでしょうか。
昔、とある大手結婚相談所のキャッチコピーに、
「婚活はイタイ、でも独りはもっとイタイ」
というのがありました。
多様性といわれる世の中ですから、『独り』で生きていかれる事は決して否定しません。
仕事や趣味がそうである様に、『恋愛・結婚』もまた、人生に潤いを与えてくれるものだと私は思います。
特に誰かと寄り添って生きていきたいという想いがあるのであれば、一度『恋愛』について学んでほしいと思います。
自分を磨き、自身の殻を破って、素直な想いをぶつけて、理想のパートナーを見つけてほしいと思います。
手遅れなどという事は決してありません。
勇気を出して一歩を踏み出せば、その想いは成就します。
