2019年に、ある会社が全国の20歳~49歳の独身男女へアンケートを行い、恋人の有無を尋ねたところ67.9%の人が「無し」と答えました。
これだけ聴くと多様性と言われる昨今、『恋愛』の優先順位が下がっているのかと感じるかもしれません。
しかしこの中の約5割の人たちは恋人が欲しいと言っています。
つまり、敬遠しているのではなく欲しくても出来ないというのが実情の様です。
恋人が出来ない理由を尋ねてみると、最も多い回答は、「出逢う機会が無い」です。
既婚者や現在恋人がいる男女が回答した、出逢った場所として最も多かったのは今も昔も変わらず『職場』でした。それ以外でも、合コンや街コン、そしてマッチングアプリなど多岐に渡ります。
つまりは、現在恋人が欲しくても出来ないという人たちは出逢う機会が無いのではなく、行動を起こしていないことが原因です。
これを読まれているあなたは、しっかり行動は起こしている事と思います。
それでも交際に結びつかない、人によっては会ってさえもらえない。
お金と時間だけが消費されていく、そして「どうせ自分なんか・・・」と自己嫌悪に陥る。
「もう恋活、婚活なんて辞めようかな」と心が折れかけているあなたにお伝えしたい事があります。
以下の事を見つめ直す、或いは更に磨く事でこれまであなたが頑張ってきた事が必ず報われます。よく読んでこれまでの振り返りを行うと同時に今後の活力にして下さい。
もしも、これまで少し頑張り過ぎてしんどい様なら、少しお休みする事もお勧めします。
但し、厳しい様ですが適齢期は確実に存在します。気持ちの切り替えが出来たら一日でも若いうちに活動を再開しましょう。
1.行動力は最強の力
色々な知識やスキルをインプットしてもアウトプットしない、つまりは、せっかく武器を身につけたのに行動に移さない。これは本当にもったいない事です。
勇気を持って一歩踏み出せば、状況は一変します。
2.丸腰で戦場に向かわない
『準備が8割』という言葉はよく仕事で使われますが、恋愛においても同様です。
私は常日頃から、「恋愛にスキルは必須である」と伝えています。
身だしなみに始まりコミュニケーション能力ほか、様々なスキルが身につく事でそれらが自信や気持ちの余裕に繋がり、『出逢い』が『ご縁へ』と繋がっていきます。
何の武器(スキル)も持たない、何の準備もしない(戦略も立てない)丸腰のまま出逢いの場に向かう事はあり得ません。理想の女性はもとより、それを狙うライバルがいる戦場で勝ち残るためには、準備が必要です。成功するためには行動力が一番大切ですが、丸腰で無策、「ありのままの自分」が通用するほど甘くない事を知りましょう。
3.ベクトルを自分に向ける
年齢は25歳~35歳、身長は低め、髪はショートカットでスポーツ好きな人・・・
理想とする相手をより具体的に意識する事は大切な事です。
但し、その理想とする相手から選んでもらえる自分になっていますか?
結婚相談所に入会されてある方、マッチングアプリに登録されてある方、それぞれ写真があり、プロフィールが書かれています。
真っ先に好みの相手を検索して、「数打ちゃ当たる」とばかりに次から次へとアプローチする人がいます。
完全にベクトルは相手に向いています。自分の事は棚に上げて・・・。
自分の写真、プロフィールは問題ないですか?
嘘を書くのは論外ですが、癖が強い写真や内容になっていませんか?
逆に当たり障りが無さすぎるものになっていませんか?それだと何の印象も残せません。
無策で臨んだ結果、誰一人とも、マッチング出来ずに心が折れていきます。
自分が相手を選ぶ様に、当然相手も選びます。
はやる気持ちを抑えて、まずは自分にベクトルを向けましょう。
果たして自分は理想とする相手に選ばれるだけの者になれているのかを確認しましょう。
例えば、女性が理想とする最低限の条件として挙げられる『清潔感』ですが、毎日お風呂に入っているから清潔などと勘違いしない様に。
女性が自分を磨くためにやっている努力は男性が想像する何十倍もの努力です。
同じくらいの努力が必要であるという事を肝に銘じておきましょう。