今回は、せっかくお付き合いがスタートしたのに、「いつも長続きせずに終わってしまう」という人へのお話しです。
性格の不一致
男女が別れる理由で常に一位になっている『性格の不一致』、お互いが分かり合えないと感じてしまうのです。しかし相手はそもそも違う生き物です。性格が一致することの方が難しいと思いませんか?お互いの努力なくして、相手と分かり合えるはずがありません。
末長く幸せな時間を二人で過ごすために必要な力
出逢った頃と何一つ変わらずに仲の良いカップルは、傍から見ていても素敵です。とは言え、付き合いが長くなる、一緒の時間が多くなるとやっぱり相手の嫌な所が見えてくるのは当然の事です。時にはそれがケンカになることもあるでしょう。一時的な感情で取り返しのつかない事になってしまった人は少なくないと思います。そこで身につけたいのが、『共感力』です。先述した仲の良いカップルは意識する、しないは別にして、お互いにこの共感力が高いのです。
人間関係も恋愛関係も良好にする共感力
- 相手の立場に立って感じ、考える力
- 周囲の雰囲気を上手に読み取る力
- 相手の言葉から真の思いを感じ取る力
- 共感する事で共感される力
私たちはこれらの力を『共感力』と呼びます。
人は思ってもいない事を、その時の感情で口にすることがあります。そのような時には、相手と同じく感情的になって口論してはいけません。そこで相手を言い負かしたところで、何の勝ち負けも存在しません。あるのは悲しい未来だけです。
今の彼(彼女)の発言は、どういう気持ちからの発言なんだろう・・・」と考えを巡らせてみましょう。こちらから共感していく事で、相手からの共感も得られる様になります。
もしも自分の事を分かってくれないと感じたなら、自分自身は相手に共感出来ていたかどうか、自分を見つめ直してください。
人が最も歓びを感じるとき
人が最も歓びを感じるときとは、相手に共感されたときです。一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、この共感力が大きく影響します。共感力が低いままだと、相手の悪い所ばかりに目を奪われて、冒頭に出てきた『性格の不一致』という悲しい結末を迎えてしまう事になります。
共感力を高めてしっかりとお互いを認め合うことが出来れば、二人の関係は時を経て切っても切れない『強い絆へ』と変わっていきます。
交際を決断するとき
交際や結婚を意識する相手と出逢ったとき、価値観や趣味が合うのかを考えるよりもまずは、「この人は私に共感しようとしてくれるのか、認めて受け止めてくれるのか?」、「私もこの人を認め、理解しようと努力し続けられるだろうか?」と自問自答してみるといいかもしれません。
共感力は学びで身につきます。
生まれながらに、或いは育った環境で、相手の心情を察する、周りの空気を読み取ることが出来る人がいます。自分はそんな感性は持ち合わせていないと落ち込む必要はありません。これから学べばいいのです。仕事同様に、恋愛もスキルを身につけて成長することができます。現在交際されている人、結婚間近な人、これから良い出逢いを探そうとしている人、一緒に学んでみませんか?