相手からのデートのドタキャン・・・あなたならどんなリアクションを取りますか?
今回は、恋活や婚活で上手くお相手が見つかった後も末長く楽しく過ごす為に必要な力の一つである『表現力についてお話しします。
表現力の低い人
人は誰かと交流を持つ事により、様々な感情の変化が生じます。こと恋愛になると、『不安・嫉妬・敵対・怒り・欲求』と多くの感情が襲い、コントロールを難しくします。私たちが言う表現力とは、これを上手くコントロールする力、『恋愛感情制御力』です。これが低い人には大きく二つのタイプがあります。
①感情が表に出やすい人
自分が決めたルール「○○は△△であるべき」が強いため、自分の思い通りにならない事に苛立ちを感じ、怒りはじめます。自信満々にみえて、不安を増幅する出来事や突発的な出来事、イメージしにくい事、見通しの立たない事が苦手で、相手がちょっと失敗しただけでもキツイ言葉で怒りに変えてぶつけます。些細な原因が、ののしりあいのケンカにまで発展する事もあります。また不安をなくすために相手をコントロールしようと欲求し、それが思い通りにいかずまた怒りだします。
②感情表現が苦手な人
不安からストレスを溜めて『嫉妬』をするなど、ますます感情を表に出さなくなります。「好きと言って欲しい」、「友達に婚約者だと紹介して欲しい」など、相手に何かをしてもらう事で愛を感じたいと欲求しますが、上手く伝えられず勝手に最悪な結末を妄想したり、最後の最後に溜め込んだ怒りを爆発させたりします。
この二つのタイプ、正反対に見えますが根底にあるのは同じで、「自分の思い通りにならない」という気持ちの表れです。
言葉遣いを変えるだけ
言葉遣いを変えるだけで表現力を少しずつ上げていくことが出来ます。
こんな時にあなたは、どの様な対応を取りますか?
今夜は楽しみなデート、オシャレをして準備万端!!そんな時に彼からの電話が・・・
ごめん、急な仕事で・・・デートは延期でお願い
はあ?なんでドタキャン・・・最低!!この前もそうだったよね!!
感情に任せてこの様な発言をしてしまったら、きっと相手は以下の二つの反応のどちらかを取るでしょう。
そんなに怒らなくていいじゃないか!!
(黙り込んでしまう)
分かった、仕事ならしょうがないよね
寛容な人は大体こう答えるでしょう。この時の相手の反応は「ああ、良かった」となるでしょうか?
ひょっとするとこう捉えるかもしれません。
なんだ、自分はこの程度しか思われてないんだ・・・
ステキな関係を続けていきたいのであれば、当然ながらAの対応は論外ですが、良い人と言われている人がやりがちなBの対応は、自分がその様な事を思っていなくても、相手に誤解を与えて気持ちを冷めさせる原因になりかねません。
おススメするのはこれです。
すごく楽しみにしてたのに・・・残念だけど仕方ないね。お仕事頑張って!!
この時の相手の反応はきっと「本当に申し訳ない、(それだけ楽しみにしてくれていたのが嬉しい)次は絶対に楽しませてあげよう!!」になるでしょう。
大切なのは、相手の気持ちや状況を受け止めながらも、自分も我慢せずに落ち着いて素直な気持ちを伝える事です。
また、二人の間で何らかのアクシデントが起こった際に相手に謝らせる、言い負かすのではなく、「どう話す事が今後の二人の為になるか?」と考えるクセをつけましょう。