女性に選ばれるために必要なもの
- 気遣いの人
- 誰に対しても分け隔てなく優しい人
- 裏表が無く誠実で真面目な人
これらの人を総じて『良い人』と呼びます。
この『良い人』はほとんど、どの角度から観てもやはり『良い人』です。
ただ一つを除いてです。
それは、『恋愛』の対象として観た場合です。
『良い人』が、『良い人なんだけど・・・』に変わるのです。
もちろん、これらの要素を持っている人で、女性に選ばれる人はいます。「ルックスでしょう?」と言う答えが聞こえてきそうですが、それも半分当たっているかもしれませんが、それがすべてではありません。
短期間であれば、優しさや気遣いも出来るカッコイイ男性となるでしょうが、残念ながらこれを持ち合わせていなければ、長くはもちません。
答えは『自信』です。他に言い換えるとするならば、それは『強さ』です。
自信を持っている人の優しさは強い優しさです。
それは相手に嫌われたくない、要するに自分が傷つきたくないといったうわべの優しさ、その場で傷口をなめて慰めるだけの弱い優しさとは違います。その人が立ち直るために、時に厳しく接しながらも寄り添い見守ってくれる優しさです。
また、『自信(強さ)』を身につけると『余裕』が生まれます。
一般的に女性は、『安心・安全・安定そして共感』を求めると言われます。
これから解説する男磨き7つのプログラで自信を身につけ、女性に安心感を与え、そこで生まれた余裕で女性の気持ちを尊重し共感できる包容力のある男性へと成長しましょう。
①マインドを切り替える
恋愛に限らず、人生を上手く立ち回っていくのに必要な土台となるのがマインドです。持って生まれた、或いは育った環境で出来上がったマインドを、場合によってはリセットする必要があります。もちろんこれまでの人生で身につけた考え方や生き様を全否定するわけではありません。
『優しい、気遣いができる、誠実である』という事は大きなアドバンテージになります。
上述したように、これらに加えて必要なのが自信(強さ)なんです。
弱い優しさの裏側に隠された自信の無さ
まずはこれを払しょくする為に必要なマインド、それが『自己肯定感』です。
「自己肯定感』を高めよう!!」
最近よく聞く言葉ですが少し気を付けなければいけない事があります。
自分は他人と比べて○○が上手だ、○○に優れていると考えて身についた自信。これを『自己効力感』と言います。
自分は他人の役に立っていると考えて身についた自信
これを『自己有用感』と言います。
これら二つを『自己肯定感』と捉えがちですが、これらは似て非なるものです。
もし自分の周りにそれを上回る人が現れたら、もし自分が大怪我を負い、人の役に立てなくなったら・・・それらの自信はあっけなく崩れ去ります。そもそも、『自己肯定感』とは上がったり下がったりするものではありません。
- 常に穏やかで安定しているもの
- いかなる自分であっても『その自分』を認めるもの
つまり『自己受容』こそが『自己肯定感』の根幹です。
今はまだ上手くいっていないけど、良い人止まりを卒業して理想の女性に選んでもらう為に頑張っている自分を認めてあげる『自己受容』こそが男磨きの最初の学びなのです。
②プロの力で身だしなみを整える
お見合い写真を穴が開くほど観たところで、その人の心の中はみえてきません。不潔な髪型やだらしのない格好の写真を観た相手が「この人に会ってみたい」とは決して口にしません。
身だしなみを整える事は、出逢いの席に着くための最低条件です。
ところが、「類は友を呼ぶ」と言われるように、その人の周りには似た様なお友達が存在する為、自分の身だしなみに違和感を感じない人がいて、お見合いには不相応な格好をしてカメラの前に立つ人がいます。
この様な人は、本人に悪気が無くても、相手に嫌悪感を抱かせることはもちろん、貴重な出逢いの場を軽んじていると捉えられてしまっても仕方がありません。
身だしなみについて、まず最初にやって頂きたいのは、「プロに任せる」です。
ヘアメイクもカジュアルな衣装、フォーマルな衣装も、その場に相応しいのはどの様なファッションなのかなども、プロを頼ることをお勧めします。我流にならない事が大切です
これが二つ目の学びです。
③恋愛コミュニケーション能力を身につける
同性同士の友達関係や、お客様と自分、上司と部下といった、いわゆる上下関係とも違うのが恋愛においての男女関係です。自分はコミュ力が高いと思い、恋愛コミュニケーション能力を軽く考えてはいけません。
男性と女性は身体のつくりが違うのと同様に物事の考え方も違います。
「対等な立場で、且つ女性の考え方を理解し尊重する」ことが、出逢いを恋愛へ発展させ、いずれ末長く幸せな結婚生活を送ることへと繋がっていきます。
恋愛コミュニケーション能力は大きく二つの力からなり、更に各々が三つずつに細分化されます。
恋愛発展力
出逢いを恋愛、そしてその先へと発展させる力です。
・認識力
「私は今、この人に恋愛感情を抱いている」と認識できる力です。この力が弱い人は、過去に辛い恋愛経験をした人に多いです。再び傷つくのを恐れて自分の感情に蓋をしたり、アイドルやアニメなどにその感情を向けて現実逃避を図ったりする人もいる様です。
・楽転力
お付き合いをしていく中で起こる様々な出来事に対して、それらをポジティブに捉える事が出来る力です。この力が弱い人は、いわゆるネガティブな人です。ことある毎に悪い方悪い方に物事を考えてしまい、行動が消極的なり、楽しいお付き合いが難しくなります。
・魅了力
文字通り異性としての魅力を醸し出せる力です。この力が弱いと、恋愛へと発展しずらくなります。まさに『良い人止まり』の人です。
恋愛継続力
恋愛関係、幸せな結婚生活を継続させていく力です。
・表現力
恋愛や結婚生活において起こる様々な感情をコントロールし、トラブルを起こさない様に上手く相手に伝える力です。この力が弱い人は大きく二つのトラブルに発展しがちです。
- すぐに感情的になって後先考えずにキレる、また言いたいことを我慢して我慢して最後にキレる
- 言いたいことを押し殺して、精神を病む
この様な状況だと、二人の関係はいずれ破綻してしまいます。男女の考え方の違いを学ぶことが大切です。
・共感力
相手の立場に立って感じたり、考えたり出来る力です。更には、周囲の雰囲気を上手に読み取る事が出来て、相手の言葉から真の想いを感じ取る事が出来る力です。前述した通り、女性は共感を求めます。
この力が弱いと、周囲の雰囲気を察することが出来ず、相手に恥ずかしい思いをさせたり相手が求めてもいない回答を押し付けて自己満足に浸り、相手に嫌悪感を与えて関係性に支障をきたす恐れがあります。
・維持力(継続力)
相手の良い面を見て恋愛関係、或いは結婚生活を円満に継続させる力です。パートナーと年月を重ねるごとに関係性を深めていけるような付き合い方が出来る人。それが継続力の高い人です。
長い付き合いになってくると、どうしてもお互いの短所が見えてきます。継続力の低い人だと、この段階に入った途端に別れてしまう。これを繰り返す事になってしまいます。
結婚生活とは、相手の良い所も悪い所も受け入れて暮らさなければいけません。
以上、3つ目の学び、恋愛コミュニケーション能力を、大まかに解説しました。恋愛コミュニケーション能力は持って生まれた才能とは違い、学びによって身につける事が出来ます。出逢いを恋愛へと発展させ、さらにその先へと向かうのに最も必要な力と言えます。
後編では、更に自信をつける為に身につけるべき残り4つのスキルをお伝えします。