先日、友人の結婚式にご招待頂きました。
二人の馴れ初めは、なんと『マッチングアプリ』でした。
マッチングアプリの成功率
現在、異性との出逢いを最も手軽に求めることが出来る場所と言えば『マッチングアプリ』でしょう。とは言え、デートできるか、恋愛、結婚へと成就するかは、あなたとお相手次第です。
では、その成功率を見てみましょう。
- デートできる割合:約7割
- 付き合える割合:約5割
- 結婚できる割合:約1割
登録されてある皆さんは当然出逢いが目的なので、ある程度ビジュアルが良くて少々気の利いたコメントがあれば、ここまではこぎ着けることが出来る様です。
実際に会ってデートしてみると、やはり合う、合わないがあるので付き合える割合は半分になります。それでも半分がお付き合いできるのは、結構高い確率かもしれません。
問題は、結婚できる割合が1割ということです。
『マッチングアプリ』は、そもそも結婚を真剣に考えている人が集まる所ではないのでは?と思います。
極めて結婚できる確率が低いとされる『マッチングアプリ』で結婚した前述の友人夫婦の話しに戻ります。
新郎は元役者さんで、過去にCMやテレビ、映画に出演されたり、ディレクターの仕事をされたり、現在の佐賀では映画監督や動画撮影の講師をはじめ、様々な仕事をされるチャレンジ精神旺盛な人。新婦もまた、とある有名なお菓子のパッケージデザインを手掛けるなどのクリエイターさんです。
沢山のお友達が遠方から訪れて祝福する様な、交友関係が極めて広く、ユーモアがあり、コミュニケーション能力も非常に高い『似た者同士』でした。
だからこそ成功率1割の中に入る『奇跡の夫婦』になれたのかもしれません。
マッチングアプリで心が折れる人
期待値が高すぎる
『マッチングアプリ』に登録さえすれば、すぐに恋人や結婚相手を見つけることができると思う人がいます。
デートにこぎ着ける人が7割、つまり残りの3割の人は会ってもらえることすら出来ません。確率7割ならと「数撃ちゃ当たる」でアプローチしたところで、いわゆる恋愛上級者に持っていかれるのが関の山です。
過度に期待しすぎると、中々マッチング出来ない事に失望したり、自己嫌悪に陥ったりします。
セルフイメージ(自己評価)が低い
『マッチングアプリ』において、控えめ過ぎるコメント内容で全く相手にされず、自信を無くして、心が折れる人がいます。
様々な出逢いのシチュエーションでは積極的なコメントによるアプローチが大事です。ましてや、恋愛に積極的な人たちのコミュニティである『マッチングアプリ』内では尚のこと自分をPRすることは大事です。 露骨な自慢話は論外ですが、しっかりと自分を売り込むことを忘れてはいけません。
謙虚が美徳とばかりに、控えめ過ぎるPRを出しても、それを読んだ積極的に恋愛を楽しもうとする人たちが、 「この人って謙虚で素敵!!」とは決してなりません。
マッチングアプリに向いている人
積極的に行動が出来る人
積極的に出逢いを求める人たちのコミュニティである『マッチングアプリ』ですから、そこで勝ち抜くためには積極性が大事です。
恋愛上級者、その様な猛者が数多くいる言わば戦場では積極性は最大にして必要不可欠な武器です最高のプロフィールとコメントを駆使して、最強のメンタルで何度でも果敢に挑むチャレンジャーこそが、『マッチングアプリ』で結果を出せる人と言えるでしょう。
気持ちの切り替えが早い人
『マッチングアプリ』では、アプローチしても返事がこない、デートに誘われないなど、上手くいかないことが多々あります。
その度に心が折れたり、落ち込んでいたりしていては、このコミュニティで勝ち抜くことは難しいです。
ダメだったことはダメだったこと、もう終わったこととして、スパっと気持ちを切り替えて、すぐに次の出逢いを求めて動ける人こそ、『マッチングアプリ』に向いている人と言えるでしょう。
マッチングアプリで気を付ける点
ここで言う気を付ける点は、俗にいう、身だしなみや会話術ではなく、巷で言われる犯罪に巻き込まれる恐れがあるというリスクです。
- 恐喝に遭う
- 不要な物を売りつけられる
- 宗教団体への勧誘
など、マッチングアプリも、きちんと相手の素性が保証されているものになってきているとは言えいまだにこの手の事件は無くなりません。最低でも人通りの多い所で会うようにしましょう。
あなたはマッチングアプリに向いていますか?
ここまで、色々とお話しをしてきましたが、『マッチングアプリ』はあなたの恋愛や婚活戦略において上手く利用出来そうですか?
コスパも良く、手軽に出逢いを求める事が出来る『マッチングアプリ』。
それなりのビジュアルとコミュニケーション能力、そして積極的で気持ちの切り替えが素早く出来る性格、更には犯罪に巻き込まれるなどに関してもしっかりとリスクヘッジ出来る知識、これらを持ち合わせている人であれば、この戦術は有りかもしれません。
もしもそうでなければ、結局は遠回りになったり、自身の心に深い傷を与えるかもしれません。お友達に誘われたから自分も始めるのではなく、自身で冷静に判断して決めましょう。